BACKYARDについて

ボーダレス業務一元管理
プラットフォーム

「BACKYARD™」は、企業や店舗のバックヤード業務において、通販(EC)、小売、卸などの業態を超えてボーダレスに業務の一元管理を実現するプラットフォームです。

ネットの受注や販売が当たり前になった今、業種業態(通販/卸/小売)や物流倉庫、ビジネス(B) とコンシューマー (C)、WEBとREAL、 国内と海外、メールやチャットツール・SNSなど、バックヤード業務では境目がなくなりつつあり、複数チャネル化が加速しています。 この市場の流れに反して、現状の業務管理システムでは、境目のある個別管理のまま対応するために、システムの分散化や継ぎはぎの改修、 人力によるデータ連携の増加など、より業務が複雑化し、コストが増大して行くことが予測されます。

この状況を解決するため、ボーダレス化と複数チャネル化に対応する管理機能と連携機能、自動処理による効率化とデータ融合により、 すべての業態を含めたバックヤード業務において、ポーダレスな一元管理を実現するプラットフォームが「BACKYARD™」です。
※企業やネットショップ、実店舗のバックサイドで、受注処理、発注処理、出荷作業、⼊荷作業、商品登録、 在庫管理、お客様対応などを⾏っている⼈やチーム、場所のとこを指します。

サービス機能

「BACKYARD™」プラットフォームは、「CROSS/連携管理」、「ORDER/注文管理」、「ITEM/商品管理」、「STOCK/在庫管理」、「COMMUNICATION/接客支援」、5つの管理機能で構成

CROSS/連携管理

ネットショップや受発注サイトを構築しているモールやカートシステム、実店舗のPOS、物流倉庫のWMSなど、 ポーダレスを実現するためのサービスやシステムとの連携が可能になる機能です。今後の機能実装により、ネットショップのモール・カー トシステムの連携追加、物流倉庫サービスやWMSとの連携追加を始め、実店舗管理のPOS、メール共有サービス、SNS、決済サービスと の連携を順次行っていくことで、業界サービスとのボーダレス化を実現する機能になります。

ORDER/注文管理

ネットショップ(モール・カート)の受注データを自動で取り込み、電話やFAXからの注文も受注登録することで、受注・売上データを一元管理できる機能です。今後の機能実装により、実店舗の売上データや卸の受注・売上データ、発注・仕入 データを含めた一元管理を実現する機能になります。

ITEM/商品管理

商品情報(アイテム)、商品バリエーション情報(SKU情報)、セット品情報、商品ページ情報(商品画像/商品 説明文)など、全ての販売チャネルに関する商品情報を一元管理する機能です。今後の機能実装により、取引先単価情報や商品履歴情報、 商品カタログ情報を含めた一元管理を実現する機能になります。

STOCK/在庫管理

連携しているすべての販売チャネルに関する在庫情報の一元管理が可能になる機能です。商品バリエーション別 (SKU別)に管理する実在庫数と、受注残数を引いた販売可能在庫数をリアルタイムで管理する機能です。

COMMUNICATION/接客管理

ネットショップ(モール・カート)や受発注サイト、電話やFAXなど、受注登録した注文者を一元管理する機能です。注文者は、各販売チャネルごとに管理することができます。
※モールの注文者は、各モール別管理になります

わたしたちは、複数ネットショップー元管理サービス 「CROSS MALL (クロスモール)」を提供し、お客様と一緒に歩んできたことで、 8,000件以上のご要望をいただいてきました。「BACKYARD™」には、これまでいただいたバックヤード現場のリアルな声を反映して機能 を構築しています。今後もお客様の声からバージョンアップしていく予定です。

業務データを一元で管理する機能

「BACKYARD™」 プラットフォームの注文管理、商品管理、在庫管理、接客管理の各機能は、通販(EC)や小売、卸の各業態や複数ネット ショップや複数実店舗、リアル受注とオンラインによるWEB受発注などの複数チャネル管理から生まれる受注売上データ、発注仕入データ、 商品データ、在庫データ、接客データなどの業務データを一元管理し、連携管理でデータの取込・反映を行う機能です。 これまでの個別システムでバラバラであったデータを、現在導入している業務システムの入れ替えなしに一元管理することが可能です。

これまでの業務データ

「BACKYARD™」プラットフォームの業務データ

「自動化」「見える化」「カスタム」「コミュニケーション」をテーマにした機能

管理機能は、効率化だけではなく、お客様の要望に早く応えることのできる受注自動処理機能などによる「自動化」、今どのような状態かを一目でわかるようにするステータス管理などの「見える化」、ショップ独自の販売方法や管理方法をつくることができる汎用項目設定による「カスタム」、対応履歴など接客管理による「コミュニケーション」をテーマとした機能を実装することで、バックヤードの創意工夫を反映して企業やショップごとに運用をつくることができ、バックヤードチームや顧客とのコミュニケーションを促進することで、「ONE by 1」を実現する機能です。

サービスビジョン

ボーダレスな1つのプラットフォームでオンリーONEなショップらしさを実現する、それが「BACKYARD™」が目指すバックヤード運営の新しいスタンダードとなるビジョンです

わたしたちは35年に渡り、企業のバックオフィスやショップのバックヤードの現場を見てきました。 そこでは、商品や作業など目に見えるものが全てではないことを学んできました。顔が見えない相手でも、電話の声やメールの文章だけで気持ちを伝えることができたり、梱包では包み方ひとつで想いを届けられたり、難しい内容の問い合わせでも、諦めずに相手に寄り添い、マニュアル的な対応ではなく心で向き合うことで、喜んでもらうことができる。

それは業務の効率化や売上のためだけではなく、バックオフィスやバックヤードにいる人の創意工夫やお客様への想いから生まれていました。この創意工夫やお客様への想いを1つ1つ、 1日1日と積み重ねていくことで、世の中へ“らしさ”として伝わり、お客様と深いつながりが生まれていました。直接の機会が少なくなるこれからのオンライン時代こそ、バックヤードから生まれる企業やショップの“らしさ”に光があたる時代になるとわたしたちは信じています。

ボーダレス業務一元管理プラットフォーム 「BACKYARD™」の機能に、バックヤードの創意工夫やお客様への想いを反映することで、わたしたちは、オンリーONEなショップらしさを実現する「運用」を一緒につくり、バックヤードからの価値創造を支援します。